旬を愛でる簡単・感嘆料理教室
第5回「しめサバ」




 旬を愛でる簡単・感嘆料理教室・第5回「しめサバ」は、10月20日(水)18時より、参加者12人で、南部食堂厨房において、加藤ケータリング店長を講師に開催された。
 今回は女性6人が、ぱっと花咲き、明るい花園の中に男性の6人も慣れない手つきで咲き乱れました。
 料理することは見ていても勉強になりますが、楽しいものです。また、できあがった料理を食べるのは格別です。本当に感嘆の気持ちが広がります。その上、コップ一杯のビールが最高に旨いですね。私は毎回、料理を作るよりも、料理を食べるのを愛でて参加しています。
 「花よりも団子ですって」。いえいえ、花を愛でるのも大好きです。ここで一句ですって!
「鯖の目に秋の潮騒海の色
 青空に雲ひとつなし秋桜
           元彦」。
 早く「しめサバ」の作り方を教えろって、教えるよりも旬の「しめサバ」は格段に旨いです。読者の皆さん、旬の「しめサバ」で秋の夜長をグット、一杯いきませんか。
 「しめサバ」の料理法は下の方に書いておきますから、貴方も作ってください。応用として「さば鮨」も作りました。これがまた、すっごく美味しいかったですね。さらに、「茶碗蒸し」も作りました(「茶碗蒸しの作り方」も下の方に書いておきます)。
 今回の料理教室も、腹も心も大満足でした。いつも私の大満足ばかりでいいのか、少し組合員の皆さんに、すまない気持ちがあります。貴方の心も腹も大満足してください。
 次回は「ブロッコリーグラタン」で行きますよ。大いに期待してください。
(M・Y)

   
しめサバの作り方
 今回使ったサバは体長25センチ程でした。
 当日仕入れた新鮮なサバを、まず3枚におろします。
@サバの腹に包丁を入れてワタを出し、水で洗う。
A血合いを竹串(または爪楊枝)でかき出す。
B3枚におろす。
C腹骨を取る。
Dおろしたサバの両面に塩をふって約2時間おく。
E水で洗って、布巾で水気を拭き取り、腹を上に(皮のついた方を下に)してひたひたの酢に二時間以上浸ける。
Fサバの薄皮を取る。
G毛抜きのようなもので中骨を取る。(なかなか面倒)
Hあとはさしみ包丁でまっすぐに切る。真ん中に包丁で切れ目を入れるとしめサバらしくなる。
Iさしみのつまに、ダイコンの千切り、青じそ、わさびなどを添えて盛りつけ、いただきます。
茶碗蒸しの作り方
材料 椎茸、タケノコ、小エビ、鶏肉(ササミ)、銀杏、玉子、だし汁、蒲鉾、三つ葉
@椎茸、タケノコ、小エビ、鶏肉(ササミ)、銀杏を器に入れる。
Aボールに、水、玉子、だし汁、砂糖少々を加えた汁をつくる(汁を味見すればだいたいの出来上がりの味がわかる)。量は玉子1個にたいし水200Mが基本(2人分で玉子1個ぐらい)。
B@にAの汁を加える。最後に、蒲鉾と三つ葉を乗せる。
C蒸し器の中に入れ、弱火で約10分、加減を見ながら蒸し、玉子がいい具合にとろりとなったらいただきます

参加者の感想
うーんさすが職人技
 魚をさばくことは結構自己流でやってました。まな板がよごれるのがいやで、紙を敷いて料理をしています。
 参加したところ、頭を切り落とす時に内臓までは包丁を入れずに頭をひっばると内臓までうまく取れるという職人わざ( )を見せていただき、うーんさすが。これは早速真似をしようと思いました。
 ついでながら、しめサバもとてもおいしくできてこちらもやってみようという気になりました。家の夕飯の支度もしなくていい(?)、後片付けもしなくていい。料理はおいしいし、勉強になる。生協の料理教室に次回も参加しようかな?
(T・S)
簡単料理に感嘆
 我流で調理していたのですが、教えて頂いてみるとまさに、この教室名の如く、「簡単」な料理と思っていたことでも、「感嘆」することの多い教室でした。マンネリ化しそうな、我流に変化をもたらしてくれました。大変な気配りをしつつ、教えて頂きました先生に感謝とお世話して頂きました委員の方にお礼を申し上げます。
(T2)


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教職員委員会 第5回「しめサバ」
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