北京合宿の報告 -その1-

 教職員委員会は99年度の方針合宿を3月5日(金)〜8日(月)にかけて北京第二外国語学院で開催した。この大胆な提案は、東海地方の大学生協の連合機関としての東海地連と統一仕入れを担当する東海事業連合が一体化し東海地域センターとしてスタートすることを記念し、教職員向けの平和の旅「北京の旅」を企画しようと言う提案から、その現地調査をかねて実施されたもので、昼は現地調査、夜は方針論議というハードなスケジュールをこなさなくてはいけないという大変なものであった。
 3月5日、教職員委員と、学生委員など、半数が海外旅行は初めてという団員13名を乗せたJAL787便は、名古屋空港を定刻の10時に出発した。天津空港に現地時間(時差は1時間)の12時30分に到着し、北京第二外国語学院の出迎えを受けるとすぐ、高速道路を北京に向けて出発。初日は、北京第二外国語学院の常院長を表敬訪問し、その後、食堂・売店など施設を見学した。夕食は学院長主催の歓迎会が催され、比較的あっさりした日本人向けの料理で歓迎された。夕食後からが、方針合宿の本番である。明日早朝からの行動も忘れ、連日夜12時までの会議にて、以下の方針を検討した。北京での詳細な行動は次号に記す。
99年度教職員委員会の上期活動方針
  1. 組織活動
    組合員の「声」を大切にした組合員参加の活動を進めます。
    1. 総代の選出と組合員懇談会
      各部局の代表としての総代を選出し、総代会(5月28日(金))にむけ各建物毎で組合員懇談会を開催します。
    2. 総代・生協委員会議
      利用者としての組合員の声を聞き、より利用しやすいお店作りをめざします。
    3. 生協利用者懇談会
      教職員組合員の利用しやすい生協にしていくための提案活動として開催します。
    4. 食堂事業改善検討会
      教職員向きの食事提供を考えるとともに食の改善をめざします。
  2. 生協と教職員委員会の活動を伝える機関誌「かけはし」を発行します。
    組合員の関心事に応えきれる機関紙・情報誌として毎月発行します。また、読者懇談会を開催しより親しまれる紙面作りをめざします。
  3. 教職員組合員の生活と文化の向上をめざす活動(NUコープカルチャーセンター)を進めます。
    1. ハイキング企画
      御池岳ハイキング(4月29日(祝)参加費:1,000円)
      ・海上の森ハイキングと陶芸教室(5月中旬(土)参加費:1,000円(交通費別))
    2. 文化講演会
      ・「食品と健康」(5月12日(水)の教職員向け生協ガイダンスにて。6時頃予定)
    3. 金曜ビデオシアター
    4. 音としゃべりの金曜サロン
      ・教職員音楽祭(名大祭期間の金曜日)教職員のクラブ・サークルの発表会として開催
    5. カルチャー教室
      ・旬を愛でる簡単感嘆料理教室(6月16日(水)から毎月第3水曜日・理系食堂にて開催)
  4. COOP商品の普及とよりよい商品作りを進めます。
    ・美濃酪連牛乳工場見学と郡上踊りとラフティングの旅(7月下旬予定)
  5. くらしと平和を守り、環境問題を考える活動を進めます。
    1. 名古屋大学平和憲章を積極的に学内に広め継承する活動を進めます。
      「にんげんをかえせ」上映と被爆者講演会(4月28日(水)17時30分〜VBL3F)
      ・地下壕見学(8月)、オキナワの旅(8月)、北京の旅(8月)
    2. 学内のゴミ問題、生協が出すゴミの減量、グローバルな環境問題などさまざまな問題を取り上げ、組合員とともに考える場を提供します。
  6. 全国の大学生協との連帯、交流、設立を進めます。

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