ひとやすみ
私の名前はサラ
昨年の春、サクラの咲く頃に生まれた私は、生後、すぐにこの家のお嬢さんに拾われてきて、ご主人に「サラ」と名付けられ、今ではこの家のアイドルにまでなった。私の姉妹は、ヘソの緒を付けたまま息絶え、私もすんでのところで同じ運命をたどるところだった。幸運か強運かはたまた遺伝子の成せる技か体力が備わっていたのだろうか。幸いに、拾ってくれたこの家で手乗り文鳥のように、人間の赤ちゃんのものより小さなほ乳瓶を使って生協牛乳で育てられたので、いまでも生協牛乳が大好きです。
なんでも先代の雄の「グリ」も同じお嬢さんに拾われ、天寿を全うして半年になるというから、 年ぶりの子育てだそうである。片手に乗るほどのちびすけ時代から3ケ月は室内で飼われ、 キロにもなったので、今は戸外で飼われている。お茶目で、おてんばで、やんちゃくれな私だが、犬嫌いな奥様もすっかり私のフアンになってくれ、毎日の御飯を準備してくれる。朝な夕なの散歩は、ご主人がつき合ってくれるのか、私がつき合ってやるのか、とにかく楽しい日々を過ごしております。サラちゃんの育児日記は機会があったらまたね。
(S)
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教職員委員会 ひとやすみ
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