第11回音としゃべりの金曜サロン報告
堀田さちこ。とともにシャンソン♪の夕べ
心あたたまるヴォーカルと  
   おしゃべりで楽しいひととき

 昨年、11月27日金曜日、午後6時過ぎから、堀田さちこさんを迎えて、第11回「音としゃべりの金曜サロン=堀田さちこ。とともにシャンソン♪の夕べ」を和風レストラン「花の木」にて開催しました。
 毎年1回、秋から冬にかけて恒例になっているこのコンサートは、日頃忙しくてコンサートに行けない組合員のみなさんに学内で気軽に食事をとりながら演奏やヴォーカルを聴いたり、おしゃべりに楽しんでもらおうと始めました。
 今年で11回目を数え、ジャズ(故鈴木尚さんや池野実さん)を中心に、クラシック(ヴァイオリン、ホルン三重奏、弦楽四重奏など)中国の古箏と琵琶(中国からの留学生)などを地元のミュージシャンをお呼びして開催してきましたが、今回はシャンソンの夕べと題して名古屋在住の堀田さちこさんに来ていただきました。
 当日までに35名の申し込みがあり、ゆったりした会場のセッティングができました。
 当日、会場の設定や飾り付けをしながら、堀田さんと打ち合わせを行いましたが、伴奏者である山崎幸次さんが大阪を発ってもなかなか到着せず、連絡を取ったら交通渋滞に数回巻き込まれ5時間以上かかって名大に来てくれました。山崎さんは、堀田さんがファーストアルバム「人・愛・歌」のCDを吹き込んだ時以来のパートナーともいうべきアレンジャー兼キーボード奏者でPAのセッティングを含め、堀田さんとの呼吸もぴったりの方でした。
 参加者にはある程度食事を取ってもらってからという堀田さんのお願いで、少し遅れて午後六時過ぎからから歌い始めました。
 シャンソンの中でも有名な名曲やスタンダードな曲を中心に「バラ色の人生」「セシボン」「愛の贈り物」など歌っていただきました。堀田さんの人柄がやわらかく、山崎さんの伴奏とアレンジもぴったりで、長年一緒に演奏活動を続けているのがわかりました。忘れていましたが、素晴らしい舞台衣装を身につけた堀田さんは華やかで、おしゃべりも軽妙で洒脱で、一気に和やかな雰囲気になりました。おしゃべりに歌に前半は約一時間でした。
 休憩タイムを15分ぐらいとってもらい、そのときに、後半に歌ってもらうため、参加者に配布してあったリクエスト記入用紙を回収し、堀田さんにお願いしましたが、レパートリーに入っている曲で楽譜を持ってきているものの中から数曲歌っていただけました。
 後半はポピュラーな曲から「百万本のバラ」「リリーマルレーン」「ラ・マルセーユ(ボーカリーズと言って歌詞ではなく全編スキャットで歌う」「私の孤独」などでした。後半の堀田さんの包み込むような歌声に、筆者は涙が溢れるのを禁じ得ませんでした。
 また、手話による「春が来た」では参加者一同が手話を教えてもらって一緒に盛り上がりました。
 最後にアンコール曲を一曲歌っていただき、終了予定時間を15分ほど過ぎるくらいで、時間が許せば、もっともっと楽しい時間が過ごせたのではないかと思います。
 美味しい食事をとりながらのシャンソンと、楽しいおしゃべりに参加者のみなさんも大満足されたようで、企画側としても大変嬉しく感じました。
 参加してくださった組合員の皆さんと出演してくださった、堀田さちこさんと、遠くから時間をかけて来ていただいた山崎幸次さんに心より感謝いたします。
 今秋の金曜サロンをお楽しみに。

(以下にコンサートのアンケート結果を掲載します)
金曜サロン参加者19名のアンケート結果より

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教職員委員会 第11回音としゃべりの金曜サロン
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