龍は架空の動物ですがそれが十二支に入っているのは、中国では農耕が始まり村落が定住化しだした時から自然神(水の神)としたのは、かけがいのない水が欠乏することの恐怖からでしょうか。その後、国の成り立ちの中で皇帝祖神として定着していったようです。
正月のかけはしの表紙の絵として龍を描くのは2回目ですが、架空の動物であると同時に伝説を持っているためか、さまざまな龍があります。たとえば龍の爪ひとつだけでも2本、3本、4本、5本と様々です。
数千年前の人が龍に託してであろうよりよき平穏への願いを新年にあたり託したいものです(松岡)